整備録

バッテリーが上がってしまい、繋いでエンジンを掛けたらアイドリングが安定しないとのご依頼。最近のお車はバッテリー上がりをしてしまうと色々とリセットしてしまい、車種によってはかなり面倒になる場合があります。こちらのお車もコンピューターの初期化とスロットルの初期化及び学習化しましたがそれでもアイドリングが安定しません。一旦スロットルを外しましたら案の定汚れが酷くなっていました。汚れを落として再度学習させたらアイドリングも安定するようになりました。

エンジンの掛かりが悪くて、掛かっても吹け上がりが悪いとのことでお預かりいたしました。ブスブスとした感じが見られましたので、点火系の不具合が感じられましたので、スパークプラグの点検。プラグはかぶり気味ではありましたが、問題ないようですので、デストリビュータを点検の為にバラしましたら・・・内部にオイルが廻っておりました(T_T)　一旦、オイルをクリーナーにて洗浄して組み上げてエンジン始動点検しましたら一発で掛かりましたのでデストリビュータ本体の不良ということでした。

駐車場にオイル染みが付いてるとのことでご入庫。車両点検しますとミッションとデフを繋ぐプロペラシャフトの差し込み口からの漏れがありました。オイルシールの硬化による密着性の低下での漏れでしたので、オイルシールの交換で直りました(^O^)v

飛び石からのヒビが入ってしまったお車のフロントガラス交換させて頂きました。車両保険にご加入していらっしゃるので車両保険での対応となりましたが、部品の値段が高いです。。。 ガラスのみで17万円オーバー・・・工賃・付属品入れますと20数万となります。車両金額が少なくても車両保険加入はお薦め致します。

エンジンの掛かりが悪いので点検して欲しいとのことでご入庫。スターターの時間が長い感じがするとのことでしたが、エンジン始動してみますとスターターモーターの回りが重い感じでの始動でした。バッテリーの電圧が低い感じでしたのでバッテリーテスターにて診断。こちらのお車はバッテリーがメインとサブの2個ありましたが、共にヘルスが40％以下でしたのでNGと判断し交換させて頂きました。メインバッテリーはエンジンの始動用の電源供給用で、サブバッテリーはエアコンやオーディオなど電装品の電源供給用となります。 最近のバッテリーは突然掛からなくなる場合がございますので、4～5年使用しましたバッテリーは一度点検をおすすめします。

お客様が車両入れ替えのため、ドライブレコーダーも移植させて頂きました。このご時世、ドライブレコーダーは必須です。任意保険会社でも独自のドライブレコーダーとのセット保険もありますので、未装着の方も取り付けをお薦め致します。

オイル交換のお客様がいらっしゃいました。5000～8000ｋｍで定期的にメンテナンスしていらっしゃるお客様です。オイル交換のついでにエンジンルーム点検及びタイヤの空気圧調整となどして、早め早めの修理等してきましたので大きく故障すること無く、現在320000ｋｍ走行しております。そろそろ代替えかとのお話も出ていますが、もう少し頑張って頂きましょう(^O^)v

ヒーター効かないとのことで修理いたしました。水温計も青い水温ランプが一度消えても走行すると再点灯するとのことでした。サーモスタットの不具合と判断し、外しましたら案の定若干開き気味でした。 サーモスタットを交換しラジエター液も新しくした所、ヒーターも効くようになり、コンピューター上の水温も正常値になりました。

最近のお車のファンベルト。　　以前はベルトが劣化すると表面にヒビ亀裂が入ってくるので交換時期が判りやすかったのですが、最近は亀裂が入りづらいのかあまり表面に出ません。そのかわりに硬化して滑りやすくなりキュルキュル音が出ます。今回も見た目は問題ありませんでしたが、若干のキュルキュル音と硬化が見られましたので交換となりました。これで寒い冬でも音も出なく安心かと思います。

エンジン警告灯（黄色いエンジンのマーク）が点灯したとのことでご入庫いたしました。診断機にて診断すると触媒システムエラー表示ありでした。こちらの車両は先日イグニッションコイル（スパークプラグに電気を流す役目の部品）の故障でコイル交換した車でした。コイル故障で走行した為に触媒内が異常燃焼した可能性もありますので、一度エラーを消去して試運転しました。その後はエラー表示も無く走行出来ましたので、一旦納車させて頂きました。 再発した場合は触媒交換となりますが、触媒はなかなか高価ですので・・・